カテゴリー別アーカイブ: 知っておきたいゴルフマナー

大名ゴルフしていませんか?
気持ちよく、楽しくゴルフをするならマナーは大切。
マジコゴルフ・スペシャルアドバイザー・江口寿和さんに、ゴルフをするうえで押さえておきたいマナーをご紹介していただきます。

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☆ゴルフマナー講座☆スタートの用意

NO.2 スタートの用意

『4つの必需品』
ラウンドをする際にはスコアカード鉛筆の他
4つ(ボール、ティ、ボールマーカー、グリーンフォーク)の必需品があります!

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ボールは、同伴者とかぶらないものを使うようにし、かぶる場合はペン等で独自のマークをつけておきましょう。

→他人のボールと間違えてプレーすると『誤球』で罰を受ける。

 

『ボールはポケットに違う番号のものを用意する』

→OBやロストボール等のおそれがある場合、暫定球をカートを取りに行くまで余計な時間をとり他人を待たせることのないようにしましょう。

ロストであろう地点からペナルティーを課し打つ簡易ルールを採用する際も、手元にボールを持ってると時間のロスなくスムーズな進行が可能です。

 

『ティは木製が良い!』

折れたりして無くなることが多いので最低長短2本づつ用意!

木製のティは折れたり無くなって放置されてもいずれは腐って土にかえる!

プラスチック製は腐らず、芝刈機の刃を傷める原因にもなります。

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『前の組をいってらっしゃい』

前の組がティオフするときには、お先に&行ってらっしゃいが自然。

面識ない相手でも、その日は何度も顔を合わせることが多く、待たせたり打ち込み等のトラブル時に穏便にすませる為にも間近で顔をみて挨拶すべきである。

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☆ゴルフマナー講座☆【スタート時間の意味】

NO.1 スタートの用意

【スタート時間の意味】

スタート時間とは、ティーグラウンドに集まる時間でなく、オナーがアドレスに入る時刻!

アドレスに入るまでは、いくつかの段取りがあるのでスタート時間より前にティーグラウンドについておきましょう!

なるべく早めの受付がベター!

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スタート時間は通常6~7分間隔。つまり自分たち全員がティーショットしてから、2打目を打ち終わるまで6~7分で終わらせスムーズな進行を心がけましょう!
スタート前に必要な段取り

①自己紹介

②スコアカードに名前を書き込む

③クラブの本数確認

④ボール、ティー、マーカー、グリーンフォーク、目土ポットの準備

⑤打順を決める

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スタート時間の10分前に集合

前の組が、ティーショットを終えたら、オナーはすみやかにティーアップしてプレーの準備完了。の意思を示します。ですから打つ順番は事前に打ち合わせが必要です。

 

また、前の組がティーアップしてる最中は静かにしなければならないのでスタート10分前には到着して①~⑤の段取りを始めましょう!

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☆ゴルフマナー講座☆ テーマ:グリーンを大切にしましょう!!!

皆さんは、
グリーン上でどんなことを気をつけていますか?

全員のショットがグリーンにオンするとこんな感じでパッティングにはいります!

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今回は以下の観点からグリーンについて考察しマナー向上に役立ててもらえたら幸いです。

グリーンへの上がり方
◆まずはパターとグリーンフォーク、ボール拭き用タオルを持ってグリーンにあがる。(同伴者が忘れてたらそれも一緒に!)

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◆グリーンはコースの中で最もデリケートな場所で、グリーンキーパーの毎日の入念な管理の下で保たれてるエリアです。なるべくスパイクでひきずったり傷を付けないように配慮しましょう。

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また、アプローチがオーバーした時などもなるべくグリーン外をまわってあげるとグリーンを多く踏まないで良い。自分が近道するよりもグリーンをケアするとこにゴルファーのマナー向上のヒントがあります。

◆グリーン上ではたくさん仕事があります!
以下思うところを挙げてみます。。。。(おそらく他にもあるかも)

1.距離をはかる(目測がベター)
2.芝目をみる
3.傾斜をみる
4.ボールをマークして拭く
5.ライン上の小石を取り除く!
6.旗竿を抜くこと!終わったら旗竿をカップにさすこと!
7.他のプレーヤーのクラブを集めてくること!
8.ディボット跡を平らに修正すること!
9.終わったら、後ろの組に挨拶をする!
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グリーンはゴルフ場の中で一番手入れをきちっとして、手間暇がかかっていることを理解して遊べば、マナー違反は減るのかと思います。

楽しい時間を過ごすことで、大切なマナーを見失わないようにしたいです!

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はじめてゴルファーの為のゴルフマナー①

高校生の時に
はじめてゴルフ場に行った時、その自然の風景と緑の芝の鮮やかさに感動したのを昨日の事のようにおぼえてます!

グリーンやコースの芝を管理してるグリーンキーパーの方々の尽力で、それが実現及びキープできていることを知ったのは、随分あとになってからでした。。。

僕の様な学生時代からゴルフをやってきてる人間でもそんなものです。

自分の削った芝のあとに目土をするということは、自分でした後片付けと思えば、当然の行為かとおもいます!自分の家の芝だったら次に生えてくるようになんとかしますよね?

いわゆる自然を大切にという『現状回復』的なテーマがそこにはあります。

ゴルフのマナーとは、こんな気つけばわかる当たり前の事が非常に多いのです。

我々ゴルファーの手でゴルフ場を守って行く!そんな気持ちを初心者ゴルファー達に伝えていけたらとおもいます!

今回は、以前紹介した朝ゴルメンバー『るりちゃん』の初ラウンドで
目土を体験してもらいました!

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ゴルフマナーの起源

ゴルフは紳士のスポーツといわれてます!

が、しかし、一部の海外の方からは日本人ゴルファーの典型例として『大名ゴルファー(江戸時代の大名のように家来に横柄な様と、接待ゴルフでそれを彷彿させる様と指して)』と挙げられ、揶揄されるように決してマナーの水準が高いと言えない現状があります。

マナーは知らないだけで、同伴パートナーから怒られたり嫌われます。(本当は、知らない人に、知ってる人が教えてあげれば良いだけなんですが…)その結果、初心者がゴルフから去ってしまうことは多々あります。

そこで、このコラムではマナーについて様々な角度から勉強することによって、マナーを学び『誰でも気軽にゴルフに行ける環境作り』、大きく言えば、

日本人ゴルファーのマナーの向上をテーマに進めていきたいと考えてます。

第1回は
ゴルフマナーの起源がテーマです。

170年も前に、
英国アナナブル・カンパニー・オブ・エディンバラ・ゴルファーズのキャプテンを22年間務めた『ジョン・テーラー』が残したもので、これが、今日の『ゴルフ規則』JGA版で冒頭3ページに記述されてる第一章『エチケット』の原形です。

ゴルフを愛おしく思う者は、すべからく以下の鉄則に従う義務がある。
このゲームが快適に発展するためには、成績よりもまず、秩序が優先されるべきである。
この順序が逆になった場合、偉大なる精神は滅亡の一途を辿るであろう。

1. 長いものを振り回し、硬いボールを不安定に飛ばすゲームだけに、ゴルファーたる者、練習スイングとストロークを行う際、くれぐれも周囲に対して安全を確かめる必要がある。

2. 同伴パートナーがアドレスに入ったら以下に注意すべき。
動くこと、話すこと、相手のボールの近くに立つこと、飛球線の後ろに立つことやすぐ後ろに立つこと。

3. 同伴パートナーのミスを笑ってはならない。

4. ボール探しなどで、進行が遅れた場合、後続をパスさせましょう。
ゴルフとは他人に迷惑をかけないゲームなり。

5. 一片たりともプレーの痕跡を残してはならない。

自らコースに与えた損傷も含めて紳士たるもの自然愛護の精神が旺盛でなければならない。

当たり前のこと
ばっかりですよね!(^^)!

そう、ゴルフのマナーって、実はとてもシンプルです。

同伴プレーヤーにとって嫌なことは?
自然にとって嫌なことは?
ゴルフ場のスタッフにとって嫌なことは?

みんなが嫌がることをしないことから、スタートしてみましょう!